加茂郡富加町・宮崎雄代さん、こずえさん、泰成(たいせい)くん(10)、壱寅(いちと)くん(3)
関市と美濃加茂市との間、富加町の南端に建つ8棟のハウスの中で岐阜いちご「濃姫」が実を結び、赤くなるのを待つ。宮崎さんはJAのいちご研修所を経て、平成30年にイチゴ農家になった。妻のこずえさんの故郷、富加町へ引っ越し、会社員を辞めて自分で仕事を始めたいと思ったのが転機。「いちごだ!と思って、家族にも相談せず研修所の申込み締切日に駆け込みました」と宮崎さん。その当時を思い出し、こずえさんは呆れ笑い。

宮崎さんは、「洗わずに食べられる安心安全ないちご」にこだわって農薬を使わず栽培する。一般的に、冬のいちごはハウス内を一定の温度で暖めて管理し、クリスマス商戦に出荷ピークを合わせるが、「うちの子たちは無理させず、できるだけ自然体で。寒すぎないくらいで管理したいちごは味も良いみたい。」


冬から春は、採れたていちごの出荷が続くが、同時に別棟のハウスでは来季の苗づくりも進む。夏季に販売する冷凍いちごやクラフトコーラなど加工品の作業も待ったなしだ。それでも「会社員時代より、家族で一緒にいる時間が増えて、子どもの成長も間近で見られます。これが何よりもうれしい」と、宮崎さん。パパの顔になってにっこり。

いちご一筋!
冷凍串いちごを食べる2人の息子にとって、いちご栽培のハウスは絶好の遊び場だ。泰成くんは、パパの手伝いが大好きで「将来はパパと一緒にいちごを作る!」と教えてくれた。弟のいっくんは、甘い香りに誘われて「いちご食べた~い!」とおねだり。家族の絆を生むいちご一筋、宮崎さんの奮闘は続く。


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※内容は2026年1月10日時点の情報です。





