子どもたちの笑顔と未来へ、持続可能な農業を羽島から/一期一会ファーム

ぎふ畑
羽島市正木町・橋本幸佑さん、志乃さん、愛香莉(あかり)ちゃん(10)、威吹(いぶき)くん(4)

 近くに木曽川が流れ、豊かな土に恵まれた一期一会ファームの畑では、ほうれん草が旬を迎えた。生で食べられる「サラダほうれん草」や、冷え込むと葉にしわが寄って甘みが増す「ちぢみほうれん草」など変わり種も。今年は秋に入っても気温が高く虫の被害が多かった。葉物は虫食いの穴だらけで苦戦しているそうだが、畑を見渡せば、大根、にんじん、かぶ、白菜、ビーツなどの冬野菜が元気に育っている。

 橋本さんは機械加工の会社員から農家に転身。3年前から土づくりを始めて一昨年の秋に本格的に就農した。化学肥料や農薬を使わず栽培するが、その理由について、「子どもたちに安全なものを食べさせたいという気持ちから」と話す。長女の愛香莉ちゃんは幼い頃、野菜が苦手で食べられなかったが、野菜本来の味に慣れるうち、いつの間にか克服できたという。

 橋本さんは養蜂も手掛け、自宅の庭先にはニホンミツバチの巣箱がある。農薬を使わないもうひとつの理由が「小さなニホンミツバチを守りたいという願い」とも。橋本さんが目指す「持続可能な農業」は、命あるものすべてが健やかに育ち、安心して未来を迎えられる社会を守ることでもある。

 中部地方に昔から伝わる「目黒大豆」は、黒い点が目玉のように見える大粒の大豆だ。橋本さんは、目黒大豆を栽培して味噌づくりに使う。試食させてもらうと、大豆の風味がはっきりと分かった。無農薬で育った根菜のお味噌汁にぴったりだ! 冬シーズンのマルシェでは、ぽかぽか温まって体がマメになる一期一会の味噌汁が登場するかも。

▼ここで買えます

・せきてらすdeあさイチ (第1日曜) https://teraboranoen.wixsite.com/website
・長良公園オーガニックマルシェ
(第1土曜、第3日曜)
※出店情報はインスタで

※内容は2026年1月10日時点の情報です。

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