「ま~1本! ま~1本!」でも安心。海津の冬春きゅうり収穫ピーク/神野農園

ぎふ畑
海津市海津町・JAにしみの海津胡瓜部会青年部 神野高規さん

 県南端の海津市にも雪がちらちらと舞う2月下旬。神野農園のハウスに入ると、穏やかな春のように暖かく、大きな葉の間からはつやつやでまっすぐな緑色のきゅうりが見える。海津市は県内最大の冬春きゅうりの産地で、神野さんは「4月には気温の上昇にあわせて生育ペースも上がり、休む間もないほど収穫に追われます」と話す。1日で数センチ成長することもあるというからビックリ!

4月19日は「よ(4)い(1)きゅう(9)り」の日。毎年、海津市の学校給食にキュウリを寄贈

 神野さんは子どものころから、両親や祖母がハウスではたらく姿を見て育った。農林高校を卒業して、家族のもとで農業に就いて20年ほど。今や、品種決めや日々の作業の流れなどの主な仕事を父から任され世代交代が進む。「うちのきゅうりは味が良く、パリッとした食感。それと病気に強くて、脇芽が出にくいから摘みとる作業が少ない」そうで、おいしさと安定した出荷を両立している。

 きゅうりは「9割以上が水分で、味噌やマヨネーズをつけてもカロリー低め。安心してお子さんに食べさせてあげてください!」と神野さん。食べ方は、きざみショウガや砂糖、酢などと一緒に煮て漬け込んだ「きゅうりのしょうゆ漬け」がおすすめだそう。

 きゅうりの花は、おばな(写真左)とめばな(写真右)に分かれ、めばなの花びらの下には、きゅうりの赤ちゃん(子房)がついている。めばなだけ咲いても実がなるのだそう。

 また近年、表面がボコボコして白い粉(ブルーム)がついたきゅうりは少なくなったようだ。「表面ががつるんときれいなブルームレスの品種が開発され広まりました」と神野さん。きゅうりも見ためが9割の時代?

▼ここで買えます

JAにしみの ファーマーズマーケット海津店
海津市海津町馬目373-2
Tel.0584-53-1147
営/9:00~17:00 休/毎週水曜、年始、臨時休業日
ほか、ファーマーズマーケット各店

※内容は2025年4月10日時点の情報です。

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