一宮市大和町・加藤秀明さん
一宮市で2007年から続くイチゴ＆米農家。ハウスに一歩入ると、甘酸っぱい香りがプ～ン。真っ赤に色づいたイチゴがたわわに実っている。「これは看板品種のとちおとめ。濃厚な香りと味わいが特徴です」と、園主の加藤秀明さん。
加藤さんはかつてIT会社で働いていたが、「人間らしい五感を使った仕事がしたい」と農業の道へ。土の中でしっかりと根を張れる土耕栽培にこだわり、1000坪もの土地でイチゴを育てている。「ハウスは中古資材などを使ったセルフビルド。また、暖房は使わず布団で保温しています」。なんともエコなスタイルだ。
以前はスーパーへの出荷が主だったが、「地域の方に食べてもらえるように」と、数年前に直売スタイルに切り替えた。「こだわりは真っ赤に完熟した朝採りいちご。土を覆う白いシートは、果実の裏側にも光が入るように。さらに、その上にもクッション材を重ねて、イチゴが傷つかないように保護しています」。土のふかふかベッドで大切に育てられたイチゴは、まるでお姫様のよう。直売は「加藤さんちのこだわりイチゴ」として評判を呼び、週２日の直売日には、何パックもまとめ買いするリピーターが多数！
イチゴスイーツ
一宮市内には直営のスイーツショップがあり、自慢のイチゴを主役にしたパティシエ特製のケーキが揃う。人気ナンバーワンは「いちごbento（ベントー）」（1,296円）。ショートケーキ２個分のボリュームで、上にも中にもイチゴがゴロゴロ。イチゴ好きも大満足！
一宮市神山2-2-1
営／金 12：00～18：00、土日 10：00～18：00
☎0586-59-7515
▼ここで買えます
いちごの直売所
とちおとめ1パック600円
一宮市大和町苅安賀字下東出16（線路沿い、いちごハウス前）
営／水曜日10：00～12：00 15：00～17：00、 土曜日10：00～12：00 ※販売は6月頃まで
※内容は2025年4月10日時点の情報です。
