春日井市桃山町・後藤容充さん
日本有数のサボテン産地として知られる春日井市。「ママごはん」で、なぜサボテン？と思った皆さん、実は観賞用だけでなく、食べられるサボテンがあるんです！ 桃山地区で３代続く『後藤サボテン』は、そんな食用サボテンの代表農家。栽培ハウスを訪ねると、鮮やかな緑色のサボテンが出迎えてくれた。高さは大人の背丈近くまであり、まるで両手を広げて陽気に踊っているみたい!?
「この形から、ウチワサボテンと呼ばれています。中でも、こちらは小ぶりで食用に向く〝マヤ〟という品種。旬は春から秋で、この時期はどんどん新芽が伸びるので、それを収穫していきます」と後藤さん。一体どんな味なの？ 採れたてを分けてもらい、恐る恐るかじってみると…みずみずしくて、とろりとした粘りはオクラのよう！ 少し酸味を感じるさっぱりとした味わいだ。「クセがなくて食べやすいでしょう？ ハウス栽培だから皮までやわらかいんです」。
βカロテンやミネラル、食物繊維といった栄養豊富な健康食材で、春日井市ではご当地食材として給食にも登場！ また、過酷な環境でもよく育つことから、世界の食糧難を救う食材としても注目が高まっている。
サボテン料理
サ ボテンを調理する際は、トゲが刺さらないよう気を付けながら、ピーラーで取り除きましょう。それ以外は野菜と同じように扱うことができ、カットしてサラダやタコス、カレーの具材にするほか、スムージー、サボテンおろしも夏にぴったり。後藤さんは毎朝ヨーグルトに入れて食べるのが定番で、整腸作用があるため便秘がちな人にもおすすめ！
▼ここで買えます
食用サボテン100g190円 後藤サボテン
春日井市桃山町1-122-3
☎0568-81-7467
営／月・木～土曜 9：00～12：00、13：00～17：30（土・祝は～16：00）不定休
https://www.sabo.co.jp
※内容は2025年７月10日時点の情報です。
