津市新家町・小田和範さん、博子さん、じいじ、ばあば
「よりおいしいキャベツを作りたい」一昨年、全国6地域から1名ずつ選ばれる「農Tuber」に選任され、アグリンchで紹介された和範さん。撮影の際に畑でキャベツを食べてみたところ、品種ごとの味の違いを実感。これがキャベツと深く向き合うきっかけになったと博子さんはうなずく。

おだ農園では、現在3ヘクタールの畑で14種類ものキャベツを栽培!11月下旬から6月頭にかけて、約12万個ものキャベツを出荷している計算だ。「一口にキャベツといっても生食や炒め物に向いているなど、見た目や用途も違う。お客様の用途に合わせて選んでもらえたらいいなと」産直へ出荷の際には店員さんに品種の特徴などを伝え、ポップを出してもらうといった工夫も凝らす。

また、植物由来の肥料を使い、病気にかかりにくい野菜をつくる取り組みも行っている。農薬をまいて予防するのではなく、野菜そのものを強くしたい思いからだ。出荷の際には「重さがしっかりある」と評価され、効果は出ていると実感するそうだ。博子さん自身は農業歴5年目、未知なるキャベツの可能性を感じ、探求心は尽きない。

はいキャッチ!
畑で収穫したキャベツをひょいっと放り投げてはキャッチ!手際よくトラックのコンテナへ積み込まれてゆく。また別の畑では「すごく甘いんですよ」と、とれたてのキャベツをザクッと真っ二つ!噛み締めるごとに広がる甘さに、取材スタッフも思わず笑顔。お好み焼き用に開発された品種で作ったお好み焼きは、水っぽくならずしっかりとした食感が楽しめる。




▼ここで買えます
・わくわく広場 イオンタウン津城山店
津市久居小野辺町1130-7
☎080-1053-9328 営/9:00~20:00
・農家の産直市場 みのり久居店
津市戸木町7104-1
☎059-255-8310 営/9:00~17:00
※内容は2025年4月10日時点の情報です。