高山市江名子町・JAひだ飛騨やまっこ出荷組合組合長小林紀博さん
外の光を遮ったハウスは、暖かくしっとりした空気に包まれている。「昼あったかく夜に冷え込む秋の温度を再現すると、しいたけがよく育ちます」と小林さん。実家を継いで、夏はほうれん草、冬は地元ブランドの菌床しいたけ「飛騨やまっこ」を栽培しながら飛騨牛を育てている。

ハウスの中には切り株のような筒状のブロックが並ぶ。子どもが両腕で抱えられる大きさだ。小林さんのハウス全体には3万9千個もあるという。このブロックは菌床といい、木を砕いたオガ粉と米ぬかを混ぜ、水をたっぷり含ませて作る。しいたけを育てるベッドのようなものだ。オガ粉には、どんぐりがなるコナラやブナといった広葉樹林を使う。どんな木でも良いわけではなく「スギやヒノキには殺菌作用があり、きのこは育ちません。」

菌床しいたけは1年前に菌種を入れ、菌糸が菌床全体にまわるまでが勝負。今季も順調で、毎朝、菌床を見て回り、ぷっくり育ったものを選んで一つずつ手でとる。大変な作業だが、飛騨やまっこをベストな状態で食卓へ届けたいという思いが原動力
となる。
肉厚でジューシー
飛騨やまっこの特徴は、肉厚で食べこたえのある食感と噛むとじゅわっとあふれる旨みだ。薄い膜が破れて傘が開くと水分が失われていくため、傘が大きく膜切れしていないものがベスト。おすすめの食べ方を聞くと「傘の内側から焼いてから裏返して醤油を少し垂らすのが一番ですね」と小林さん。しいたけの肉詰めも人気の一品だという。


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※内容は2026年1月10日時点の情報です。




