美濃加茂市本郷町・加茂農林高等学校 生産科学科 (左から)渡邉 夏希さん、兼山 緑さん、原田 恵利香さん、オダ ラリサ カオリさん、林 希実さん
加茂農林はアニメ「のうりん」のモデルのほか、最近は和牛甲子園の強豪として名高い。毎年の好成績の背景には、飛騨牛の世話を一日も欠かさない生徒たちの日々の積み重ねがある。

朝7時半と放課後にエサと飲み水をやる。昼には牛舎のフンを片付ける。5百キロを超える体でもりもり食べてたくさん出すから力仕事ばかり。「スコップでかき出すのは重いし臭いがきつい」と渡邉さん。夏休みも年末年始も休みなしだ。


一方、出産の立ち合いには格別の感動がある。放課後、出産の瞬間から子牛が立つまで見守った林さんは「生まれたばかりの子牛は愛しくてかわいい」と目を輝かせた。牛の性格は、好奇心旺盛なわりに気が小さいのだそう。「ブラッシングのために近づくと最初は遠ざかります。でも慣れてくると牛舎に入るだけで寄ってきます」と原田さん。毎日のふれあいで心が通じ合う経験も大きな喜びとなる。


皆に将来の夢を聞くと、飼育の経験を生かした動物に関わる仕事や農業高校の教員が挙がった。この1年、輝く栄冠と進路に向かって若人よ、いざ!
愛情ぎゅーっと
ブラッシングは、牛のストレス解消、血行促進のために欠かせない。金属製ブラシでマッサージするように行うには意外と力が必要。牛の大きな背中をこするうちに「も~疲れた」となるが、健やかな成長を思うと途中で止めるわけにはいかない。愛が試される仕事だ。

写真右は生後1カ月ほどの子牛で、すでに体重は60キロを超える。専用の部屋の中で飛び跳ねて元気いっぱい!


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グリーンショップ かものう
校内の販売所。生徒の手で育てた新鮮野菜や卵・花苗・手作りジャム・パンなどを園芸流通科の生徒が販売する。
営業情報はWebで https://school.gifu-net.ed.jp/kamo-ahs/shop/kamonou.html
※内容は2026年4月10日時点の情報です。






