焼津市・進藤春那さん、駿河磨緒さん
焼津市のカット野菜製造販売会社「ザ・ネクストワン」が、循環型農業の実現を目指し、「ネクストファーム」として野菜や卵を生産している。その中心を担っているのが若い女性社員たちだ。


2haの畑を任されているのは、同社農産部の進藤春那さん。大井川地域の複数の畑で、主にカット野菜の原料となるキャベツを生産している。季節によってはニンジンや白菜なども手がける。畑で生産された野菜やその副産物は鶏の飼料として活用され、その鶏ふんが畑の土づくりに活かされる。「夏場の畑仕事は体力勝負です!」と進藤さんは意気込む。


卵の生産を担うのは、養鶏事業部の駿河磨緒さんだ。約1500羽の名古屋コーチンを管理している。主な飼料は米。さらに地域のラーメン店から出る煮干しや食材、精米所で集めたぬかなども取り入れている。本来捨てられるはずの食材が鶏の栄養となっている。また、アニマルウェルフェアの観点から平飼いを実践。「体にいいエサを食べ、できるだけストレスをかけずに自由に生きて、おいしい卵を産んでもらいたい」と、駿河さんも日々奮闘している。2人とも10代から畜産や農業の世界に飛び込んだ頼もしい存在だ。

おしゃれな直売所
同社が運営する農産物直売所「カボチャのたね」。自社で生産した平飼い卵「王様のたまご」やキャベツ、カット野菜のほか、地元農家の農産物も並ぶ。無人販売スタイルながら、PayPayによるコード決済もOK。ガチャガチャを使った新アイデアで、百円玉から十円玉に両替もできる。店構えはレトロな駅舎風で、中では本格焙煎コーヒーでほっとひと息つけるスペースも。春のドライブがてら、立ち寄ってみては?






▼ここで買えます
カボチャのたね
焼津市下江留995
☎054-622-0831
営/9:00~18:00
休/不定休
※内容は2026年4月10日時点の情報です。





