藤枝市市之瀬・勝治義男さん、齊藤久美子さん親子
世界的ブームになっている抹茶。日本が誇る「MATCHA」の原料となる碾茶(てんちゃ)が、藤枝市北部の山あいにある市之瀬地区で栽培されている。新鮮な山の空気と瀬戸川の清流に囲まれたこの地では、古くから山の斜面を利用した茶づくりが営まれてきた。


ここで育まれた茶葉は、行列ができる有名店「ななや」(丸七製茶・藤枝市)の抹茶製品となり、海外にも輸出されている。世界に広がる抹茶ブームの影響で、英国メディアBBCが茶畑まで取材に来たこともあるそうだ。国内外から問い合わせが来るものの、需要に供給が追いつかないのが現状だ。黒いシートで一定期間覆う碾茶栽培は手間がかかるうえ、高齢化で生産者を大きく減らした。

かつて50軒あった市之瀬の茶農家は5軒に減少。仲間とと協力し合ってお茶の生産を続けていくために、2018年株式会社市之瀬の里を設立した。耕作放棄地も増えたが、今ある茶畑は、家族や仲間が助け合って守っている。代表の勝治義男さんは「おいしいお茶ができるのは、恵まれた自然環境があるからこそ。茶畑を守ること、豊かな自然を守ることの大切さを、未来を担う地元の子どもたちにも知ってもらいたいですね」と話した。


テラスで

天気が良ければ御前崎まで見渡せる勝治さんの絶景茶畑。その畑の中に、お茶を一服できるスペース「ティーテラス」がある。山の空気を吸い込みながら、市之瀬産のお茶(煎茶・抹茶)や茶菓子をいただくことができる。今のところ地元より海外からの利用客が多いそうで、「海外から来られた方が、この茶畑でプロポーズしたこともありますよ」と勝治さん。茶畑の一角には2つのハート型をした茶の樹もある。茶ゃめっけたっぷりの畑だ。
ティーテラス市之瀬
◆利用料(90分)/
中学生以上は1名3,000円、
小学生以下は無料
◆人数/1組(最大6名)、
完全予約制、1日2組限定
予約はこちらから→https://widgets.bokun.io/online-sales/
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※内容は2026年7月10日時点の情報です。







