農業のイメージが一新!独立ポット耕栽培の魅力/トマビレファーム

ぎふ畑
本巣郡北方町・安藤一成さん

 安藤さんは、東南アジアやインドなどを旅するバックパッカー、福祉施設スタッフ、カレー屋の店長などさまざま道を歩いてきた。「体調を崩し実家に戻った際、近所でトマトのハウスを見学したんです。え!イメージしていた農業と全然違う。これなら僕にもできるかもって。」トマト農家に転身して7年目。現在、大玉「りんか」と中玉「フルティカ」を主に栽培し、朝の採れたてをその日に出荷する忙しい日々を送る。

 きっかけとなった「独立ポット耕栽培システム」は、岐阜県が開発し、トマトを1株ごと小ぶりな容器で栽培する手法。綿密に生育コントロールできるが、水分管理が天候に大きく左右され、日中はハウスにほぼ常駐する。5年前には、安全安心の証「JGAP認証」も取得し、適切な農場管理で高品質のトマトづくりに励む。

インド放浪時代の安藤さん。トマト農家になるとはインド人もびっくり!?

 家では中高生男子2人の父。ある日、長男に「トマト農家を継いだほうがいいの?」と聞かれ「気にしていたんだなって。けれど僕は、彼の好きなことに挑戦してほしい。困って戻ったらトマトを一緒にやってもいい」と伝えた。広い世界を見てきた安藤さんの、大きな愛にあふれる父の言葉だ。

 富有柿の農家とのコラボで実現した「ぎふカレー」は、トマトと柿の甘みと旨みが効いた、やさしめスパイスカレー。肉を入れず、小麦粉の代わりにオニオンソテーを使う。インスタにはトマトカレーの投稿も多く、安藤さんは「まかない風ですけどね」と控えめだが、レパートリーに悩む人はぜひチェックを!

▼ここで買えます

ハウス自販機(本巣郡北方町柱本池之頭1-3)
・JAぎふ おんさい広場各店
・The Gifts Shop(JR岐阜駅直結アクティブG内)
・手づくりパン 歩絵夢  ※トマトのみ(本巣郡北方町柱本2-125-2)

※内容は2025年1月10日時点の情報です。

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