周りに流されてしまう

園でふざけるお友達に影響されて、良いことも悪いことも真似して園から注意を受けました。自分の意志が持てず周りに流されてしまうようなのですが、どのように伝えればいいのか悩んでいます。

「学ぶ」という言葉は、「真似ぶ(まねぶ)」からきているそうです。「流されている」のではなく、今まで出会ったことのないふざけ方を見て、ワクワクして真似しているのかもしれません。ママやパパ、先生の言うとおりに動くことしかしてこなかった子が、その枠から外れるお友だちを見て、「ボクもやりたい!」と「自分の意志」を持ったのかもしれません。「自分の意志」の基本は、「イヤ!」を言うことから始まります。どうしてもだめなこともあるでしょうが、子どもの「イヤ」を、なるほどと認めることも、この時期は大切なことだと思います。
子どもの性格が正反対

子どもと私の性格が違いすぎてジレンマを感じることが多々あります。子どもは慎重でインドア派、1人遊びが好きなタイプ。私はどちらかというと社交的で、イベントなどいろんな場所へ出かけることが大好きです。子どもにもたくさん経験を積んでほしいと思うのですが、本人は初めての場所に行くことを嫌がります。行ってしまえば楽しんでいるので、積極的に連れ出したいと思いますが、それが子どもにとってストレスだったら可哀想かなと悩んでいます。

親と同じ趣味嗜好の子どもなんていません。子どもが大きくなってから性格の違いが分かりびっくりする親もいますが、小さいうちにはっきり分かってよかったです。でも、インドア派の子が「外も意外に面白い」と気づけるかもしれないので、今のように「声かけ」はしてあげてください。そのとき、子どもが本当に気が乗らないようなら、さっぱり諦めましょう。子どもは、成長につれてどんどん変わってきますから、そのうちに思いがけない「外出リクエスト」も出てきますよ。
簡単な料理ばかりでいいの?

共働きが始まり、手の込んだ料理や子どもと一緒に料理を作ることが、なかなかできません。手作りを心掛けているのですが、簡単なもの、名前のない料理ばかりを作っていますが、いいのでしょうか。小さいうちに味覚などが発達すると聞いたことがあるので不安です。教えてほしいです。お願いします。

小さい時から食べている味に慣れる、ということは誰にでもあることです。CMではありませんが、「余っているものなんでも入れたこの味噌汁って、お母さんと同じ味」というように、独立した後、忙しいママが作ってくれた「名前のない料理」を食べたいなあと思ったり、同じようなものを作ったりするかも。 子どもと一緒に料理を作るのは、余裕のある時の特別のお楽しみにして、今は少しでも戦力になるようにエンドウの筋取りなんかを頼んでしまいましょう。
