おいしい役ばっかずるい!

子育ての悩みですが、父親が子どもを叱ることができず、しつけや叱るのは全て母親です。もっと父親としての自覚を持って欲しいのですが、どうしたらよいのでしょうか? おいしい役ばっかずるいと思ってしまいます。

母親と父親が、まったく同じようにしつけたり叱ったりしたら、それでいいのかな?と思います。性格や価値観や許容範囲の異なる大人2人が、それぞれの関わり方をする中で、子どもは「いろいろある」ということを知って育ちます。そして、いろんな人がいる世の中で生きていくための必要な力をつけていきます。「ママは厳しかった」という記憶は、決してマイナスではありません。ちゃんとしつけてもらったという感謝が返って来るかも。子どもが大きくなった後、「叱るのは、おいしい役だった」と思えるかもしれませんよ。父親としての自覚を「持たせる」ってのは、難しいですね。自覚は、自分で悟るものですから。
私の育児は正解なのか不安…

ご近所に息子と同じ月齢の子がいるのですが、生後間もなくからネントレを始めて、2ヶ月でもうセルフ寝んねができるのだとか…。しかも全然泣かない良い子だそうです。一方うちの子はどこか痛いのってくらいギャン泣き…それが一日中。寝るのも抱っこでしか寝ないし、お出掛けしても泣きわめくからゆっくり買い物も出来ず私は憔悴…。他の子と比べたって仕方のないことは理解しているつもりです。でも、私の育児は正解なのかいつも不安になります。ネントレって必要ですか。

生後2ヶ月、まだまだリズムができなくて、眠いのにうまく眠れなくて、ぐずって…、大変な時期ですね。ママはゆっくり休む時間、ありますか。睡眠不足で疲れてくるといろいろ考えてしまうことが多いですから。どうしても辛ければ、「ネントレ」ってどんなものかちょっと調べてみるのもいいかも。日本に紹介した人の一人は、自分がとても辛くて、このメソッドにたどり着いたそうです。ただ、ハイハイするようになって活動量が多くなると、結構疲れてコトンと寝ることが増えてきますし、中高生になると、叩き起こしても起きないほど、深く眠るようになるので、「やまない雨はない」と、「いま」をしのぐのも手です。
いろんなものを食べて欲しい

幼稚園に通う長女があまり食に関心がなく、少食です。特におかずを食べてくれません。野菜は細かくして食べやすいように味付けもしてみているのですが、緑の野菜は抵抗があるようす。長女には、まず食事の楽しさを知って欲しいと思い、出来るだけ好きなものを出すようにしていますが、毎回同じようなメニューになってしまいます。幼稚園の給食は、食べられないものが多く困っています。食に興味を持ち、いろんなものを食べて欲しいのですが、母親はどの様なことに気を配ればいいのでしょうか。

野菜を食べないまま大人になった人は、決して少なくありません。食べてくれた方がいいのは確かですが、ママ・パパはそこまで責任を感じないでください。野菜の苦味やえぐみを感じる機能が、幼児期は特に繊細な子がいますが、成長するにつれて感じ方は弱くなってきますし、好みも変化します。最近は学校でも、給食の好き嫌いを受け入れてくれるようになってきて、完食を強いられることもありません。お子さんは、嫌いなものを食べないだけで、困ってはいませんよね、きっと。うちでは、毎回同じメニューでも全くかまわないので、「一口だけね」くらいの気持ちでいましょう。
