朝はちゃんと起きて!

朝なかなか起きれくれず、私も仕事があるので毎朝起こす→着替え→食事→その他準備だけでかなりくたびれます。早起きしたらごほうびをあげると言っても起きず、起こすたび「ギャー」なので毎日時間がありません。どうしたらいいでしょうか。

子どもには「起きなきゃならない」と思う必要性がありません。必要性を感じるようになれば、仕方なくでも起きてくるようになります。でも親は、忙しい朝はさっと動いてほしいですよね。いい睡眠をとれるように、寝る前のスマホやゲームをやめたり、お風呂や就寝の時間を決めたりしてみるのも手ですが、まずは朝の着替えや食事などで「ママ・パパの手を抜けるところ」はとことん抜いて(例えば、朝はバナナだけとか、ボタンのついた服は買わないとか)、気持ちのゆとりが持てるようにしてみましょう。
赤ちゃん返りがひどい!

下の子が産まれて、お兄ちゃんになった4歳の息子の赤ちゃん返りがひどくなり、「ママ抱っこ~、ご飯食べさせて~、着替えさせて~」と甘えたい放題。下の子を抱っこしていると、怒って泣きじゃくりながら力ずくでどかして私の上に乗ってきます。とにかくやきもちを焼いて弟に乱暴したりするので、つい怒ってしまい、余計に泣かれて毎日大変です。上の子を優先しなくてはと思いながら、なかなか思うようにいかず悩んでいます。

0歳児を抱っこしてると、心地よいですよね。無心の笑顔も可愛いし…。でも弟は、ありがたいことにまだ「お兄ちゃんへのやきもち」を感じる年齢ではありません。だから、少々放っておいても大丈夫。お兄ちゃんの「やって~」はわがままではないので、今は十分に甘えさせてあげてください。甘えたい放題、大歓迎!甘えさせてもらえてほっこりできた体験は、何物にも代えがたいものです。赤ちゃん返りは、感情がそれだけ豊かに発達している証で、今の自分の気持ちをまっすぐに主張できるまで成長しているということですから。
子どもの学力が心配…

保育園で同じクラスの子は、カタカナの読み書きができたり、時計が読めたり、足し算ができたりしますが、うちの子はできません。皆と同じようにできた方が良いかなと思い、子どもに教えていますが、やりたがらなかったり、泣いたりしてしまいます。塾に通わせる事も検討していますが、勉強をしたがらないので、行ってくれるのかも心配です。年中さんは、どこまで学力があれば良いでしょうか?

年中さんに必要なのは、カタカナや足し算ではありません。生きる力の根っこ・・・毎日を楽しめる力です。ちょっと時間がある時にカタカナ語見つけ(テーブル、とかスマホとか)はどうでしょう。どっちが先に5つ言えるかとかするとおもしろがるかも。お菓子を同じように分けたり、アナログ時計をよく見えるところにおいて、あと5分で8時ねと声かけしたり、手が自由に使えるように、食材をこねたり混ぜたり切ったりする経験を積ませるとか。親がする小学校の前取りは、ともすると「勉強って辛いこと」と思わせてしまうことがあるので、今は、毎日の暮らしを一緒に思いっきり楽しみましょう。その「力」が、一生の基盤です。
