たくさん食べてほしい

2才の娘は、ある時期から急に好き嫌いがひどくなり困っています。基本的にごはん、肉、魚しか食べません。ハンバーグなどに野菜を入れて食べさせてはいますが、ずっとそうする訳にもいかないし。私は野菜が大好き、料理も好きなのであれこれ色々なおかずを作りますが、全く食べてもらえないのはとっても悲しいです。おいしい、おいしいとモリモリ食べる姿も見せていますが効果なし。たくさん食べてくれる日はくるのでしょうか・・・?

ハイ、たくさん食べるようになる日は必ず来ますよ。ただ、それは「明日」ではありません。「好き嫌い」をするようになったのは、お子さんの「自我」がちゃんと育ってきたことの証明です。口に入れるものを何でも飲み込む時期から、これはイヤ、これはおいしいということが自分でわかる時期に来たのです。
このぐらいはまだ野菜のにおいや繊維の堅さを「おいしい」とは感じられないころ。野菜が必ず食卓に上り、それをおいしいと食べる人が身近にいれば、大丈夫、食べるようになりますよ。今なさっている工夫をもう少し続けましょう。。
裏技をひとつ。食事の前、できあがった野菜の料理をお子さんの目の前で「お味見」をします。欲しそうな顔をしたら、「特別に一口だけよ」といって、少しだけ口に入れてあげるのです(ヤケドにだけは気をつけて)。食事のときには、絶対に「さっき食べたんだから食べられるでしょ!」と言わないことが条件です。「特別に」「少しだけ」がポイントです。
食べたいの?食べたくないの?

今孫が4人います。2歳半の男の子が毎日冷蔵庫から固形チーズを出すことばかりに執着して困っています。それを取るために抱っこしてほしくて寄ってきます。抱っこしてあげて取ってもアルミをはがすだけで食べません・・・。いったい、どういうことなのでしょうか?

お孫さんはきっと、おばあちゃんと「チーズごっご」をするのが楽しくてならないんでしょうね。でも、食べないチーズにも困るし、毎度毎度の抱っこは腰にもきますよね。よくわかります。そろそろ別の「ごっご遊び」を、お孫さんと一緒に探しましょう。
まずは冷蔵庫の周辺での遊びがいいかもしれません。一緒に冷蔵庫でチーズ探しをして、「チーズないねえ」と確認します。そして「アラ! 代わりにおばあちゃんのポッケにこんなのがあったよ」と、ポッケからマグネットが一個出て来ると喜びます。今は色々なマグネットがあるので、百均のホワイトボードを居間に置くと、マグネットを持って冷蔵庫と居間の間を行ったり来たりして、けっこう遊んでくれます。
孫のお相手をする時は、いかに「おばあちゃんが体力を消耗しないで済むか」がコツです。
