普段使いも、特別な一杯も。世界が認めた有機新城茶/鈴木製茶

あいち畑
新城市・鈴木克也さん

 新城市一鍬田地区の丘陵地に広がる茶畑で、茶の木を管理する鈴木克也さん。父の代から取り組んできた有機栽培のお茶づくりを追求し、昨年には世界的なお茶コンクールで優秀賞を受賞! その栄えある茶の木を見せてもらった。昨年受賞したのは、ほうじ茶と白茶の2部門。「白茶は、べにふうきという品種を天日乾燥させた珍しいお茶。実は父が昔、愛知万博に展示されていた木を譲り受け、畑に植えたものなんです」。 

紅茶のように華やかな香りと、緑茶らしさもある白茶(左)。右はほうじ茶。

 この夏は、大雨やら日照りやら、農作物にとって過酷な天候が続いた。「少し前に雨が降り、お茶の葉の顔色もだいぶよくなりました。これから秋にかけて整枝をし、親芽を育てる大事な時期。親がよくないと、春にいい芽が生まれませんから」。また、肥料食いと言われる茶の木だが、鈴木製茶では落花生の搾りかすを春先に入れるのみ。その分、土地の香りがよく出るという。

 茶葉の収穫後は、自社工場で乾燥、焙煎、ブレンドなどの製茶まで手掛ける。焙煎度で味わいの異なるほうじ茶や、地元でとれるクロモジや桜で風味を付けたフレーバーティーなど、バリエーション豊か。普段使いからちょっと特別な一杯まで、お茶の世界を豊かに広げてくれる。

 標高が高く寒暖差のある新城市。お茶づくりに向くのはもちろん、山の恵みが豊かに育つ。昨年から、縁あって茶畑近くの栗農園を引き継ぎ、栗拾いイベントを開催した。また、秋冬はしいたけの菌床栽培を行っており、干ししいたけも人気だ。「山は植物も多いので、“この葉っぱをほうじ茶に混ぜたらどんな香りになるかな?”なんて、つい考えちゃいます」と克也さん。

▼こで買えます

特撰 有機新城ほうじ茶(80g)、新城ほうじ茶ティーバッグ(3g×10)各1080円

オンラインショップ
https://suzuki-tea.com

※内容は2024年10月10日時点の情報です。

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